なかぶ旅日記
乗り物と旅が好きななかぶが、ちょっと普通じゃない変な旅の様子をお伝えします
'16/03函館(北海道新幹線一番列車)

北海道新幹線 一番列車の旅 新幹線乗車編その2(新青森-新函館北斗)

2016年3月26日に北海道新幹線が新函館北斗まで開業しました。
その当日、東京発の一番列車で新函館北斗まで行ってきました。
ついでに1泊して函館もプチ観光してきたので、その内容を記録に残しておきたいと思います。

ついに青函トンネルを通過する新線区間、北海道新幹線に入ります。

青森駅で車掌さんがJR東日本からJR北海道に交代。
停車中の放送で、「この電車は北海道新幹線、はやぶさ1号・・・」とあり、ついに北海道新幹線との言葉を初めて聞く。

新青森は定刻に発車、ここからJR北海道の路線になる。
自動放送でも「本日も北海道新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。」との放送。
(新青森までは「東北新幹線」としか言ってなかった)

「本日 」 って、みんな初めてじゃ、っていう突っ込みはさておき、ついに北海道新幹線に入ったことを実感。

自動放送のあとの車掌の肉声放送には感動。
「本日は各地域より北海道新幹線にご乗車くださいましてありがとうございます。」
「はやぶさ1号は北の大地北海道を目指しながら、新函館北斗へと運転しております。」
「本日、多くの皆様のお力添えの元、北海道新幹線が開業いたしました。」
「本州と北海道とをつなぐ大動脈として、多くのお客様にご利用いただけますよう、全てにおいて安全を再優先に運行してまいります。」
「お客様との出会いを大切にし、社員一人ひとりが最高のおもてなしでお迎えすることをお約束いたします。」
「北海道新幹線を末永くご利用くださいますようお願いいたします。」

(YouTubeで検索すると一番列車の放送をまとめたのが上がってます)

一番列車だとこんな放送するんだ、とちょっとびっくりするとともに、感動。
涙が出たよ。

JR北海道いろいろやってきちゃったしね。
がんばってほしいな。

車内では記念乗車の方らしい親子連れが、隣の席に乗車。
でも指定をとってたわけではなく、特定特急券での乗車っぽかった。

その親子は北海道に渡らずに奥津軽いまべつで降りてったけど、地元の人も嬉しいんだろうな。

10:07には奥津軽いまべつに到着。
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ここでも盛大なお出迎え&お見送り。
地元の人の期待がうかがえる。

しかし、駅自体は立派だけど、利用者はかなり少ないと思われる。
でも意外と青森に通う人が使ったりするのかな。

大勢の人に見送られながら、奥津軽いまべつを出発。

ここらへんまで来ると、高架ではなく地平を走ることが多いので、なんか新幹線の線路というより、在来線の線路を走ってるような感じがしなくもない。

そして、青函トンネルへ。
青函トンネルに入る前には、車掌さんから詳細な青函トンネルの案内と歴史が流れる。

開業は1988年3月、それから28年経って、やっと新幹線が通ったとのこと。
長かったね。

奥津軽いまべつを出発して、7つのトンネルを通ったあと、車掌さんの放送の終わりとほぼ同時に青函トンネルに突入。
湿気が多いのか、窓が曇る。

少しすると竜飛定点。
青函トンネルは携帯は圏外だけど、定点だけはちょっとだけドコモの電波が入る。
スマホ見てたら、確かにアンテナが立った。

一番深いところは海面下240m。
あまり実感はない。

また少しすると今度は吉岡定点。
ここでもドコモの電波がちょっとだけ入る。

青函トンネルはだいたい25分で通過して、ついに北海道に上陸。
車掌さんも「東京からの下り一番列車、はやぶさ1号がついに北海道に上陸しました。」の言葉。
最高に感動。

車内で拍手が起こる・・・かとおもいきや、8号車では全くそんな感じはなかった。

車掌さんからは沿線の皆さんが手を降ってくれてるので、笑顔で返して、って放送があったけど、全く確認できず(涙)
翌日の朝日新聞にはこのはやぶさ1号に手を振る地元の人の写真が出てたけど、反対側だったのね・・・。

そうするうちにすぐに北海道最初の駅木古内。
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ここでも盛大なお出迎え。
地元の期待の現れだね。

木古内を出発し、好天の中、右手に函館山が綺麗に見える。
新幹線から見ると、平地の中にポツンとある感じ。

すぐに、終点新函館北斗。
駅に着いたらやっぱりマスコミさんたちがたくさん。
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まあ特にインタビューとかされるわけではなく、通過。

ホームには同じ列車に乗ってたのか、こんな人達も。
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と、ここまでは順調だったけど、ホームから出られない。
何故か警備員が静止して、エスカレータに乗れない事態。

仕方ないので、ホームをさまよい、階段で上に上がる。

せっかくなので、記念にきっぷを持って帰りたいと思ってたら、案の定、「お持ち帰りになるたい方はこちら」みたいな感じになってて、北海道の形した使用済みのスタンプを押してくれたよ。
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それにしても、青函トンネル開通前には青函連絡船だけで4時間近くかかってたのに、新幹線の開通で東京から函館まで(厳密に言うと違うけど)がほぼ4時間と、連絡船だけと同じくらいになっちゃうなんて、隔世の感だな・・・。

青函連絡船も一度乗っておきたかったけど・・・。

東京駅から4時間というと、東京の城南地域や神奈川、千葉の人はやっぱり羽田から飛行機を使っちゃうと思うけど、城北や埼玉、それより北の人は新幹線のほうが便利になると思う。

北海道新幹線のこれからの売り込み先は、埼玉、栃木、群馬になるね。

一番列車の旅はこんな感じでした。

このあとは函館観光に続きます。

ではでは~

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