なかぶ旅日記
乗り物と旅が好きななかぶが、ちょっと普通じゃない変な旅の様子をお伝えします
'17/07北海道1人旅

’17/07 北海道1人旅 その2 2日目① 北見→網走→釧路

こんにちは、なかぶです。

毎年恒例になった夏の青春18切符利用の鉄分補給旅。
今回はグレードアップしてLCCを使って北海道まで行ってきました。

2日目は北見を出発し、網走を通って釧網線でオホーツク海側を南下、釧路から根室線で帯広までのルートを乗り鉄しました。

北見で宿泊したホテルクラウンヒルズ北見で朝食をいただき、出発します。

朝食はこんな感じ。
ホテルクラウンヒルズ北見朝食

セルフですが、ホットプレートで目玉焼きを作ったりすることもできました。

なんとなくテーブルの上に置いてあったチラシを眺めていると、そこには「君津」の文字が!
クラウンヒルズチラシ

君津にも系列のホテルがあるようですね。
しかも増築してるとは、結構なことです。

まさかの出会い?があった朝食を終え、ホテルを7:20出発しました。

この北見という町は、道東ではかなり都会のようで、立派な商店街や、
北見_商店街

駅前にはデパートらしきものもありました。
北見_デパート

昼間に来たらちょっとおもしろそうな町ですが、乗り鉄旅のためダイヤ優先で駅に向かいます。

北見駅は三角屋根のこんな感じ。
北見駅

改札は列車別の改札です。
北見駅_改札口

発車標に出ている、7:57発の網走行きに乗ります。

列車が来てちょっとびっくり。
ディーゼルカー(キハ40)ですが4両編成!
しかも4両なのにワンマン運転!(だと思う)

7/21ですが、北海道はまだ夏休みではないらしく、北見を発車した時点では車内は学生でいっぱいでした。
4両という長大編成なのはこういう理由があるからですね。

しかしその学生たちも、北見から2つ目の愛し野(いとしの)でほとんどが下車。
愛し野_駅名標

その先はローカル線然とした車内になりました。

これ幸いとボックス席に移り、靴を脱いで足を延ばします。
さらに朝の旅のお供はこれ。
ガラナジュース
北海道限定のガラナです。
さすがに朝からサッポロクラシックというわけにはいかないのでw

周りに人もほぼいないので、窓を大きく開けて風を感じながら風景を楽しみます。
窓の開く列車

旅してる!って感じの写真でしょ?w
この後、もっと大きく開けちゃいました。

窓の列車というのは本当に少なくなったので、ある意味貴重かもしれませんね。
あと、冷房のない列車というのも、貴重です。

窓を開けて、すごい開放感が得られました。



あと、レールがロングレール(つなぎ目のないレール)ではなく、25mおきにつなぎ目のあるレールなので、ちょっと懐かしい「ガタンゴトン」という規則的な音も感じることができました。

途中、空港がある女満別では車窓にJAL機が見えたり、
車窓のJAL機

すぐわきを走ってるはずなのに、網走湖はほとんど見えなかったり…。
ちょっとだけ見えた網走湖
(シカに注意の標識が見えますが、勢い余って手が写り込んでしまった…)

そんな感じで、北見から1時間ほどの定刻9:04に網走に到着。
網走駅

この「網走駅」の文字、他ではあまり見ない縦書きですが、その理由もすぐわきに書いてありました。
網走駅_縦書きの理由

「刑務所を出所した人が横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きていってほしい」という思いが込められているということです。

その他駅前にはこんなものが。
網走駅_電話ボックス
クリオネの写真入りの流氷?が乗った電話ボックスでしょうか。

これを見て、20数年前に流氷を見に来たとき、帰る日に猛吹雪になって帰りの飛行機が飛ばず、駅前のホテルに泊まったことを思い出しました。
猛吹雪だったので、駅前で遭難しそうになりましたよw

そのほか駅にはこんなのも。
網走監獄_顔ハメ

「出してくれよ~」って感じの顔ハメですね。
博物館網走監獄は、駅から少し離れていますが、そこまでいかなくても監獄気分を味わえそうですw

網走では1時間ほどの乗り継ぎ時間があったのですが、駅のそばには観光できそうな場所は見当たらなかったので、ブログのネタになりそうな、こんなのを見て時間を過ごしました。

網走からは釧網本線。
10:24発の快速しれとこに乗車します。

快速といえど、車両はキハ54-500番台1両。
快速しれとこ

さすがに知床、釧路湿原と世界遺産を結ぶ路線だけあって、車内には外国人の方がたくさん乗車していました。

出発してしばらくすると、念願のオホーツク海とその先にはうっすらと知床半島が見えてきました。
オホーツク海と知床半島

さらに進むと、オホーツク海がより近づいてきます。
オホーツク海

この日は凪いでいて、いつも見慣れた東京湾よりも、波が静かそうに見えました。

オホーツク海に一番近い駅、北浜。
北浜駅
ここはいつか列車で来て降りてみたい駅です。

世界遺産への入り口、知床斜里駅では半分ほどの乗客が入れ替わりました。
知床斜里駅

ここでオホーツク海とはお別れ。
山に入っていきます。

キハ54の2台のエンジンがうなりを上げ、峠を超えると天気が一変、摩周駅ではもやが出ていました。
摩周駅
(写真ではあまりもや感がないですね…)

さすが霧の摩周湖というだけのことはあります。

一説によると、摩周湖は霧に隠れて見えないことが多いので、運よくはっきりと見えちゃった人は婚期が遅れる、なんて話もあるらしいですね。
なかぶ(40代半ば)も若いころにはっきりと摩周湖を見ましたが、それなりの年齢で結婚できたので、迷信ですね、きっと。

乗車している快速しれとこは1両のワンマン運転なので、後ろには誰もいません。
なので、こんな写真も撮り放題。
釧網線_後方展望

すごくいい見晴らしではというわけではないですが、最後部でたそがれることも可能ですw

さらに進むと、今度は釧路湿原に突入します。
釧路湿原1

途中には展望台も見えました。
釧路湿原2

釧路湿原を抜けると、終着の釧路が近づきますが、1つ手前の東釧路では、根室行きの列車と行き違い。
ここで根室行きに乗り換えれば、最東端まで到達できたのですが、今回は時間がないのでガマンガマン…。

実際乗り換えている人がたくさんいました。

網走から3時間あまり、13:33に釧路に着きました。

釧路では、トロッコ列車「ノロッコ号」が発車を待っていました。
ノロッコ号
(肝心のトロッコが見えないけど…)

ちょっと予想外に長くなったので、2日目は前半、後半の2回に分けることにして、とりあえず前半はここまでとさせていただきます。

次回は、15分の乗り継ぎ時間の釧路駅、池田駅のステーキ弁当、帯広での名物ではない名物の夕食、などをまとめたいと思います。

ではでは~

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