こんにちは、なかぶです。
11/27、28に1泊2日でで北海道に行ってきました。
その内容を自分の備忘録的に残しておきたいと思います。
千歳水族館で千歳川の川底をのぞいたあとは、今が旬の魚、本ししゃもを食べに太平洋岸のむかわ町に向かいます。
思いの外時間が早いので、高速は使わずに国道を使って移動します。
苫小牧までは一般道っぽい国道36号。苫小牧で曲がって国道235号に入ってちょっと行くと、これは高速道路だろ、というほどの無料の高規格道路になります。
地図には「日高自動車道(無料区間)」との記載がありました。
そんな快適な道路を走ること30分、鵡川ICでおりて5分ほど走ると、目的のお店「カネダイ大野商店」さんに到着します。
カネダイ大野商店の場所はこちら。
お料理の紹介の前に、本当のししゃもとは何なのか、ちょこっとウンチクをば。
普段我々がよく食べている、スーパーで売っている「シシャモ」というのは、輸入品で「カラフトししゃも(カペリン)」という品種だそうです。
で、本ししゃもというのは、北海道太平洋沿岸の水深120mより浅い所にしか分布していない、日本固有の種で、全く別の品種だそう。
輸入量が本物ししゃもの漁獲量よりも圧倒的に多く、それなりの味が安価に味わえますが、本物ししゃもの味には到底及ばず、その風味や食感は似ても似つかないものです。
ということで、本物のシシャモは流通量も少なく、実は高級魚だったんですね。
その本物を食べにわざわざここまで来たというわけです。
さらに、本ししゃもの漁期は1年間のうちで10~11月半ばくらいまでなので、とれたての本ししゃもはこの時期じゃないと食べられないというわけ。
その貴重な本ししゃもは、こんな感じで風に当てられ、干されています。
ここから取って店内に持ち込み、会計をしてからいただきます。
お店の中ではこのようにテーブルにホットプレートがセットされています。
焼き方はホットプレートが一番ということで、こんな感じで焼きます。
ちなみにこれで2,000円ちょっとでした。
高級魚ですね…。
ホットプレートにホットクッキングシートを敷いて焼くと、きれいに焼けます。
食べてみると、普段食べるカラフトししゃもと比較して、きちんと身に味があって、やっぱりぜんぜん違います。
とってもおいしくいただきました。
あとこちらでは、本ししゃもの握り寿司もいただけます。
焼きししゃもは他の時期でも食べられますが、ししゃも寿司は生のししゃもが手に入るこの時期だけです。
この時期だけ、近所のお寿司屋さんから寿司職人を招き、ししゃも寿司を提供してくれているようです。
ししゃも寿司は、しょうゆで食べてもいいのですが、おすすめはオリジナルの山椒塩ということで、そちらでもいただきました。
山椒の香りと辛味のおかげで、白身のししゃもの甘味が際立つ感じがしました。
まあ、この時期だけですからね。
貴重な本ししゃもを堪能し、いよいよ旅も終了に近づきます。
次は空港でお土産物色&豚丼編に続きます。(近日公開予定)
その前にちょっと寄り道します。
ではでは~